TERUMI HAGIWARA OFFICIAL BLOG
2019春夏ファッショントークサロン at 玉川テラス

2019年、本年もみなさんにファッションの楽しさをもっとお伝えしたいと思っています。早速、恒例玉川テラスでのトークサロンのお知らせです。2019年春夏はマリンテイストが注目です。マリンブルーにボーダーなど、直球ではなくさりげなく取り入れるのが大人のおしゃれの醍醐味。私のコレクションベスト3はエルメス、ロエベ、ジュンヤ・ワタナベでした。シーズン前にぜひ、春夏の旬の着こなし、おしゃれのヒントを聴きにいらしてください。今回は1月末に行われるオートクチュールコレクションの最新情報もお伝えします。お茶を飲みながらスライドでのトークサロンは、どなたでも参加できます。お申し込みはwebから。2月5日(水)14:00-15:30 

http://www.tamagawa-sc.com/terrace/?id-1284

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新年会はプラチナボーイ by もとじ

今年の新年会にはプラチナボーイで出かけました。雄の蚕だけから作るプラチナボーイの光沢感はひときわです。銀座もとじさんの企画で養蚕農家、製糸工場、製織工場に出向き、1年をかけて蚕から自分の白生地を作っていただいたもの。淡いダスティーピンクは京都の織楽浅野さんにお願いして仕上げていただきました。ゆっくり時間をかけて作り上げてゆく工程を体験し愛着のある一点です。

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写真左、バッグはルノー・ペルグリーノの3配色のサテンバッグ

写真右、かんざしはパリの蚤の市で買ったビクトリアン時代のべっこうコーム

2019年 迎春

「笑う門には幸来る」元旦のおみくじでした。2019年、みなさまにも微笑むことが多き年になりますように。今年もよろしくお付き合いください。

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「ちいさな独裁者」 by ロベルト・シュヴェンケ監督

ちいさな独裁者」の試写を観ました。1945年4月、終戦まで1ヶ月に迫ったドイツが舞台です。脱走兵ヘロルトは乗り捨てられた軍用車両で軍服を発見し寒さをしのぐために着込みます。初めはドキドキしていたヘロルトですが、ナチス将校になりすまし兵士を率いる親衛隊長となります。服の威力が魔力になってしまうという少し怖い話です。一兵卒が軍服と同時に権力も手に入れ、囚人を処刑するリトルヒットラーとなってゆくこの物語は、実在した脱走兵がモチーフになっています。映画の最後、テロップが出てくると軍服を来たヘロルトがジープに乗って現代のドイツの街に出現し、普通に暮らす人々を取り締まる映像が流れます。今の時代にも独裁者は現れる!ロベルト・シュベンケ監督は、権力構造の闇があちこちに渦巻いている現代社会への警鐘としてとして本作を制作しました。必見です!2019年2月8日ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMA他全国公開

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© 2017 - Filmgalerie 451, Alfama Films, Opus Film

「モーフィアス」ホテル in マカオ

マカオで話題のホテル「モーフィアス」に行ってきました。ここは建築家ザハ・ハディド氏の遺作として6月にオープンしたばかりのラグジュアリーホテルです。建物のデザイン自体がアートで緊張感があるのに、そこに入ると違和感なく和めます。メインダイニングのアラン・デュカスのフレンチはもちろん期待通りのおいしさ!もう一つのダイニング「YI」イーは若いシェフ二人組の中国料理レストランです。メニューのないお任せコースのスタイルは、目でも舌でも驚かされるお皿が並びました。昼間はゆっくりスパでマッサージを受けエンターテイメントを見て、夜はお食事を満喫した2泊3日。ホテル内だけで十分満足できるラグジュアリーマカオは女性同士の近場の旅としておすすめです。取材記事は今、発売されているプレシャス1月号で紹介しています。

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写真左はロビー。右は「Yi」金のモチーフが個室のような空間を作っています。

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左、酢辣湯スープ。右、ツバメの巣の前菜。

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左、トマトにビーツのソース。中には銀杏などのお野菜が…。右、鳩の燻し焼き。

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Valentino TKY 2019プレフォールコレクション

ヴァレンティノが、東京で初めて2019プレフォールコレクションを発表しました。会場の寺田倉庫はエレベーターの中までヴァレンティノレッドの絨毯が敷き詰められました。コレクションは赤、黒、白とアイコンのレースやラッフルにスポーツテイストを加えた軽快なスタイルです。インディゴのシワ加工をしたフリルいっぱいのドレスが新鮮でした。今回のコレクションは日本の「侘び・寂び」がテーマに潜んでいるそうです。ヴァレンティノ銀座店では日本の職人技の屏風やオブジェが飾られ、アニメをイメージした限定商品が発売されています。Valentino TKY 銀座店のインスタレーションは9日(日)まで開催しています。

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『バハールの涙』 by エヴァ・ウッソン監督

これは真実の物語です。2018年ノーベル平和賞を受賞したナディア・ムラドさんを覚えていますか?自ら性暴力の被害に遭いながら、今も続く紛争に巻き込まれている女性たちを救う行動を起こしています。『バハールの涙』この映画はそのナディアさんと同じ境遇に遭ったクルド人女性が主人公です。弁護士のバハールは I Sに夫を殺害され捕虜となった息子を助けるために女性戦士として立ち上がります。バハールを追いかけ戦場で取材を続ける片眼のジャーナリスト、マチルド。彼女は「世界の人々にあなた方の真実を伝えたいのではない。戦うあなた方のために真実を残したい」と語ります。危険にさらされても、報道し続けるジャーナリストの信念が伝わります。今も世界で起きている内戦。女性だけではなくみなさんに見て欲しい映画、おすすめです。バハールを演じるのは「世界で最も美しい100人」に選ばれているゴルシフテ・ファラハニ。配給:コムストック・グループ+ツイン 1月下旬より、新宿ピカデリー&シネスイッチ銀座ほか全国公開

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©2018 - Maneki Films - Wild Bunch - Arches Films - Gapbusters - 20 Steps Productions - RTBF (Télévision belge)

ASTIER de VILLATTE の晩酌セット at H.P.DECO

白い陶器で人気のアスティエ・ド・ヴィラットから晩酌セットが出ました。デザインしたのはアスティエをパリから仕入れているH.P.フランスのオーナー、村松氏です。お披露目のレセプションでは「さんまの皿も作っちゃった」と満足そうでした。晩酌セットは日本限定販売だそうです。H.P.DECOの店内は、人気のクリスマスオーナメントからお正月アイテムまで揃っています。素敵なギフトが見つかりそうです。

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写真上、アスティエ・ド・ヴィラットのデザイナー、ブノアとイヴァンと村松氏。

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「服のシワ」 by 眦銚三

東京ビッグサイトで行われた「国際ファッションワールド」での賢三さんとの対談には1000人近い来場者がありました。賢三さんは少しスマートになられてサンローランのジャケットを着こなして登場。”服のシワ”についての話が印象的です。オートクチュール(注文服)は体型に合わせるだけではなく、体と服の間にゆとりを作ることが大切で、その間(ま)が女性が動くたびに美しいシワとなる、という話です。これはデザイン科の恩師である小池千枝先生がパリで学んできて伝授してくれたことだそうです。ビッグシルエットが定着してきたこの頃ですが、改めて美しい服のフォルムを考えたくなりました。

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「ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス」by KADOKAWA

ヴィヴィアン・ウエストウッドのドキュメンタリー映画の試写を見ました。ヴィヴィアンと言えば、ロンドンのキングスロードからスタートしたパンクデザイナーのイメージですが、アヴァンギャルドなばかりではありません。90年代には美しいペプラムジャケットバッスルスタイルのスカートなどを発表していて私も大好きでした。その頃バイヤーをしていたギンザ・コマツで仕入れて、アルマーニの顧客がヴィヴィアンの美しいフォルムのジャケットに一目惚れしたことを覚えています。ロンドンで買ったアストラカンのペプラムジャケットは今でも大切にしています。映画は、ヴィヴィアンの生い立ちから教え子だった25歳年下の現在(3人目)の夫とのプライベートライフまでもちろんコレクションの裏話も追いかけています。若い人たちには衛星マークが人気ですが、ぜひ彼女の生きざまに触れてみてください。77歳現役です!12/28(金)より角川シネマ有楽町、新宿バルト9他全国ロードショー配給:KADOKAWA

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© Dogwoof

PROFILE
萩原輝美
ファッション・ディレクター


毎シーズン、ミラノ、パリなど世界のデザイナーコレクションを取材。ファッション雑誌に記事、コラムを寄稿する。大学、専門学校の各種セミナー講師、デザインコンテスト審査員を務める。エレガンスをリアルに落とし込むファッション提案に定評があり、セレクトショップのプロデュースも手がける。最近は着物にも関心を広げ、ファッションと同じように日常にとり入れる企画、提案をしている。趣味は乗馬。


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