TERUMI HAGIWARA OFFICIAL BLOG
「彼女と。」 by エルメス

エルメスが「彼女と。」というちょっと変わった展覧会を開催しています。場所は六本木・国立新美術館、コンセプトは観客参加型展覧会です。そのプレスレセプションに行ってきました。受付で渡されたのは「EXTRA」と書かれた首からぶら下げるステッカーです。入り口に入った瞬間、そこはカメラが回る映画制作スタジオで私たちもエキストラとして参加しているという設定です。彼女にまつわるシーンを撮影しているスタジオを移って行きます。どの人がスタッフなのか観客なのかわからない楽しい現場です。女優控え室に無造作に置いてあるエルメスの秋物商品を見るだけでも素敵です。百聞は一見に如かず、ぜひ参加してみてください。2018年7月30日まで開催(予約制)

IMG_3367.jpg

IMG_3352.jpg IMG_3342.jpg

IMG_3346.jpg IMG_3372.jpg

 

エルメスのジュエリーコレクション by ピエール・アルディ

今シーズン、パリ・オートクチュールコレクション期間中にリゾートコレクションやハイジュエリーの発表会などイベントが毎日続きました。エルメスはサントノーレ本店でのリゾートコレクションに加え、初めてのジュエリーショーを行いました。黒のハイネックニットにパンツをはいたダンサーたちが、それぞれジュエリーをつけて四角いステージを軽やかに凛と歩きます。交差する仕草は、ジュエリーのコーディネイトが広がるようにネックレスとバングルが重なり合います。全作品、靴のデザインを手がけているピエール・アルディの作品です。

IMG_2872.jpg

IMG_2880.jpg IMG_2882.jpg IMG_2878.jpg​​

アズディン・アライアの回顧展 Vol.2  in Paris

パリです。オートクチュールコレクションの初日、アライアのサロンで「THE SECRET ALCHEMY OF A COLLECTION」と言うエキシビションのプレスプレビューがありました。アズディン・アライアが急逝した直後にあった追悼エキシビションの第2弾です。今回はレースや布帛など春夏シーズンの作品が並びます。生前、アライアは「80年代のボディコンシャスの流行が去っても、風が違う方向に吹いているだけ。僕は変わらず作りたい服を作る」と風に媚びずに、ボディラインを強調した服を作り続けました。エキシビションは2019年1月6日まで一般公開。18,rue de la Verreie,75004 Paris

IMG_2650.jpg IMG_2634.jpg

IMG_2635.jpg IMG_2643.jpg

 

つるモチーフのジュエリー by ショーメ、ボッテガ・ヴェネタ

ぶどうなどのつるモチーフは着物にもよく使われる古典柄です。展覧会「ショーメ時空を超える宝飾芸術の世界」にもつるモチーフが登場していましたがカメオなどと合わせてモダンに使われていました。プレスプレビューに ten. のシャツワンピースにボッテガ・ヴェネタのジュエリーを合わせて行きました。色石の間にターコイスが繋がれているネックレスとつるモチーフにターコイスの花が付いているピアスです。光沢感とマットな石のコントラストが気に入って日常使いしています。ショーメのヴィンテージ作品には斬新なアイデアを感じました。

IMG_2411.jpg IMG_2421.jpg

IMG_2494.jpg IMG_2472.jpg

タコが吸い付くルーベライトネックレス by ショーメ

パリの老舗ジュエラー”ショーメ”と言えばティアラや王冠が有名です。そのクリエーションは1780年からナポレオン1世と皇妃ジョゼフィーヌの御用達だったことに始まります。「ショーメ時空を超える宝飾芸術の世界」が丸の内で開催されています。ルーブル美術館所蔵の肖像画とともに登場する宝飾品の数々は必見です。職人技による斬新なデザインアイテムは今まで未発表のものも並びます。毎シーズン、パリのヴァンドーム広場で行われる展示会は拝見しているのですが”タコのネックレス”は初めて見ました。ロッククリスタルでできたタコが真っ赤なルーベライトに吸いついているネックレスは愛情の表現だそうです。ユーモアたっぷりのお茶目なアイテム。300点にも及ぶ作品が並ぶ展覧会、おすすめです。2018年9月17日まで三菱一号館美術館で開催。

IMG_2424.jpg IMG_2416.jpg

IMG_2433.jpg IMG_2435.jpg

IMG_2441.jpg IMG_2450.jpg

写真左、タコのネックレス1970年作。右、タータンチェックを表現したリボンブローチ。

IHNN 18-19AWコレクション

新人デザイナーIHNNさんの18-19秋冬プレゼンテーションがありました。今シーズンは服だけではなく、鈴木親さんが撮り下ろした写真のインスタレーションです。服だけで見るよりぐっとモードな雰囲気、奥行きを感じます。世界中のデザイナーの厚い信頼があり、多くの作品を撮影している鈴木親さん。8月のカラートプロジェクトのワークショップにお招きして、写真家として作品としてのファッション、デザイナービジネスとの関わりなどお話を伺う予定です。

IMG_2194.jpg

IMG_2191.jpg IMG_2197.jpg

写真左、鈴木親さんと。撮影されるのも慣れていました。

「FACE」コレクション by Acne Studios

ラブピースのようなにっこりマークはアクネ ストゥディオズの「FACE」コレクションです。服装によって家族を結びつけるというテーマの「FACE」コレクションのコンセプトストアが渋谷に期間限定でオープンしました。「FACE」はLGBTの同性愛カップルの家族も応援しています。渋谷のファイヤーストリートに向かう交差点のショップの上には大きな「FACE」の看板が掲げられています。お店には楽しいアイテムがいっぱい、ぜひ覗いてみては!

IMG_2189.jpg

写真上、ターシャとローラ、そして二人の子供です。

IMG_2183.jpgIMG_2181.jpgIMG_2378.jpg

展示会で見たお気に入り! at ドリス・ヴァン・ノッテン

ヨーロッパのラグジュアリーブランドでも、ファーかエコファーかと言う論争は相変わらず続いています。ファーを使わない宣言をしたグッチに始まり、属するケリンググループは全ブランド使わない宣言をして会社イメージがぐっとアップしたとか。最近のフェイクファーは毛皮より毛皮らしい。そして色や質感のバリエーションが増えて一つの素材として認知されています。この秋、一番着たいのがドリス・ヴァン・ノッテンのフェイクファージャケット、予約済みです。

IMG_2147.jpg

 

効率でなく手技とぬくもりを込めたブランド ”THE ROW"

大好きなブランド” THE ROW" が本格的に日本で展開を始めます。ザ・ロウは2006年、オルセン姉妹によりLAから発信されたブランドです。シンプルでラグジュアリー。展示会で見つけたお気に入りルックはシルクガザータのボーブラウスにベルベットのスカートです。このベルベット、シルクアイボリーの布地の上にペパーミントグリーンのチュール、またシルクとベルベットを重ねて、一番下のシルクを残しながら3枚の布地をカットしているのです。効率だけを求めるのではなく、手技と時間、ぬくもりを込めた作品に惹かれます。先日、THE ROWの白のシルクワーピースを購入。タグにはデリケートな素材に対して「この服にはアクセサリーをしないでください。化粧もしないでほしい」と服のためのアドバイスが…。大切に着てゆきたい1着です。

IMG_2105.jpg

IMG_2107.jpg  IMG_2126.jpg

 

HUNTING WORLD x Arsham Studio Standard Collection

ハンティングワールドといえば、カーキ色のショルダーバッグがすぐ思い浮かびます。そのバッグが白い魔法をかけられ、おしゃれなアイテムとして登場しました。仕掛け人はDaniel Arsham (ダニエル・アーシャム)さん、モダンアートのアーティストとして活躍しています。世界6カ国7店舗のみで販売するバッグ2型、Tシャツ、ブルゾンはドーバー・ストリート・マーケット・ギンザで販売スタートしました。ディスプレイも素敵です。ぜひ新しい白い世界を覗いてみては!?

IMG_2097.jpg IMG_2095.jpg 

IMG_2098.jpg IMG_2099.jpg

写真右、レセプション会場でダニエルさんと、偶然 ten. の白いシャツドレスで。

PROFILE
萩原輝美
ファッション・ディレクター


毎シーズン、ミラノ、パリなど世界のデザイナーコレクションを取材。ファッション雑誌に記事、コラムを寄稿する。大学、専門学校の各種セミナー講師、デザインコンテスト審査員を務める。エレガンスをリアルに落とし込むファッション提案に定評があり、セレクトショップのプロデュースも手がける。最近は着物にも関心を広げ、ファッションと同じように日常にとり入れる企画、提案をしている。趣味は乗馬。


CALENDAR
SMTWTFS
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< July 2018 >>