TERUMI HAGIWARA OFFICIAL BLOG
Valentino TKY 2019プレフォールコレクション

ヴァレンティノが、東京で初めて2019プレフォールコレクションを発表しました。会場の寺田倉庫はエレベーターの中までヴァレンティノレッドの絨毯が敷き詰められました。コレクションは赤、黒、白とアイコンのレースやラッフルにスポーツテイストを加えた軽快なスタイルです。インディゴのシワ加工をしたフリルいっぱいのドレスが新鮮でした。今回のコレクションは日本の「侘び・寂び」がテーマに潜んでいるそうです。ヴァレンティノ銀座店では日本の職人技の屏風やオブジェが飾られ、アニメをイメージした限定商品が発売されています。Valentino TKY 銀座店のインスタレーションは9日(日)まで開催しています。

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「服のシワ」 by 眦銚三

東京ビッグサイトで行われた「国際ファッションワールド」での賢三さんとの対談には1000人近い来場者がありました。賢三さんは少しスマートになられてサンローランのジャケットを着こなして登場。”服のシワ”についての話が印象的です。オートクチュール(注文服)は体型に合わせるだけではなく、体と服の間にゆとりを作ることが大切で、その間(ま)が女性が動くたびに美しいシワとなる、という話です。これはデザイン科の恩師である小池千枝先生がパリで学んできて伝授してくれたことだそうです。ビッグシルエットが定着してきたこの頃ですが、改めて美しい服のフォルムを考えたくなりました。

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PRADAのナイロンバッグ by 妹島和世

19SSミラノコレクションです。プラダのコレクション前日、一冊の本が届きました。デザイナー、ミウッチャ・プラダが選んだ女性建築家3人に依頼して作られたナイロンバッグのカタログです。その一人、妹島和世さんがデザインしたバッグはピンクやブルーのパーツが取り外して使えるという楽しいバッグです。ランウェイにも登場しました。

プラダコレクション速報はFASHION POSTで書いています。http://fashionpost.jp/fashion/fashion-collection/144134

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3Dと手技のクチュール by イリス・ヴァン・ヘルペン

イリス・ヴァン・ヘルペンパリ・クチュールコレクションで発表しているオランダ人デザイナーです。3Dプリントによる立体的なシルエットをクチュールテクニックで繊細に仕上げる作品が特徴です。羽のように軽やかで蝶のようなシルエットを鮮やかに写し出す作品は独特です。バックステージに入り作品を見ると、ヒートカットされたフラノにレザーリボンを編んでシルエットを出すジャケットに、オーガンジーの端にレザーリボンをつけて張りを出したドレスなど、何人もの職人の技術により完成された作品が並びます。イリスにインタビューすると「1着作るのに1ヶ月はかかるの。だから17着が精一杯。これが私のスタイルです」オートクチュールは自分スタイルが貫ける場のようです。

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うっとりヴァレンティノドレス  オートクチュールin Paris 

パリ、オートクチュールコレクション最終日の夜はヴァレンティノです。夏の花咲く中庭を歩いて入るショー会場には、夜8時を過ぎても明るい自然光が射しています。量感たっぷりのシルクタフタドレスに生花で作られた帽子をすっぽりかぶったルックはお気に入りです。オートクチュールはバイオーダーなのでお値段はつけられていません。でもドレスは約1.000万円くらいとか。ヴァレンティノの世界にうっとりの30分でした。コレクション記事はweb fashion postで書いています。

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IHNN 18-19AWコレクション

新人デザイナーIHNNさんの18-19秋冬プレゼンテーションがありました。今シーズンは服だけではなく、鈴木親さんが撮り下ろした写真のインスタレーションです。服だけで見るよりぐっとモードな雰囲気、奥行きを感じます。世界中のデザイナーの厚い信頼があり、多くの作品を撮影している鈴木親さん。8月のカラートプロジェクトのワークショップにお招きして、写真家として作品としてのファッション、デザイナービジネスとの関わりなどお話を伺う予定です。

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写真左、鈴木親さんと。撮影されるのも慣れていました。

展示会で見たお気に入り! at ドリス・ヴァン・ノッテン

ヨーロッパのラグジュアリーブランドでも、ファーかエコファーかと言う論争は相変わらず続いています。ファーを使わない宣言をしたグッチに始まり、属するケリンググループは全ブランド使わない宣言をして会社イメージがぐっとアップしたとか。最近のフェイクファーは毛皮より毛皮らしい。そして色や質感のバリエーションが増えて一つの素材として認知されています。この秋、一番着たいのがドリス・ヴァン・ノッテンのフェイクファージャケット、予約済みです。

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効率でなく手技とぬくもりを込めたブランド ”THE ROW"

大好きなブランド” THE ROW" が本格的に日本で展開を始めます。ザ・ロウは2006年、オルセン姉妹によりLAから発信されたブランドです。シンプルでラグジュアリー。展示会で見つけたお気に入りルックはシルクガザータのボーブラウスにベルベットのスカートです。このベルベット、シルクアイボリーの布地の上にペパーミントグリーンのチュール、またシルクとベルベットを重ねて、一番下のシルクを残しながら3枚の布地をカットしているのです。効率だけを求めるのではなく、手技と時間、ぬくもりを込めた作品に惹かれます。先日、THE ROWの白のシルクワーピースを購入。タグにはデリケートな素材に対して「この服にはアクセサリーをしないでください。化粧もしないでほしい」と服のためのアドバイスが…。大切に着てゆきたい1着です。

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HUNTING WORLD x Arsham Studio Standard Collection

ハンティングワールドといえば、カーキ色のショルダーバッグがすぐ思い浮かびます。そのバッグが白い魔法をかけられ、おしゃれなアイテムとして登場しました。仕掛け人はDaniel Arsham (ダニエル・アーシャム)さん、モダンアートのアーティストとして活躍しています。世界6カ国7店舗のみで販売するバッグ2型、Tシャツ、ブルゾンはドーバー・ストリート・マーケット・ギンザで販売スタートしました。ディスプレイも素敵です。ぜひ新しい白い世界を覗いてみては!?

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写真右、レセプション会場でダニエルさんと、偶然 ten. の白いシャツドレスで。

Viva MANILACABA !  by クリスチャン・ルブタン

クリスチャン・ルブタンの新作バッグです。GREAT WOMEN IN ASIAN X CHRISTIAN LOUBOUTIN と題したアジアへの旅はマニラへ。そこの手織布をパッチワークしたトートバックはエキゾチックでモダンです。ざっくり入るマニラカバ、旅にも仕事にも楽しく使えそうです。

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PROFILE
萩原輝美
ファッション・ディレクター


毎シーズン、ミラノ、パリなど世界のデザイナーコレクションを取材。ファッション雑誌に記事、コラムを寄稿する。大学、専門学校の各種セミナー講師、デザインコンテスト審査員を務める。エレガンスをリアルに落とし込むファッション提案に定評があり、セレクトショップのプロデュースも手がける。最近は着物にも関心を広げ、ファッションと同じように日常にとり入れる企画、提案をしている。趣味は乗馬。


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