杭州は緑の多い街です。気持ちの良い昼下がり、杭州の川沿いを散策しました。突然着たい服を作ってしまいten.と名付けたデビュー作品での散歩です。instagram ten._official
TERUMI HAGIWARA OFFICIAL BLOG
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杭州は緑の多い街です。気持ちの良い昼下がり、杭州の川沿いを散策しました。突然着たい服を作ってしまいten.と名付けたデビュー作品での散歩です。instagram ten._official
この過激なスナップは9月のロンドンコレクション、ヴェルサスのショー会場前です。アンチファーを掲げる人たちのシュプレヒコールが飛び交っています。春夏のコレクションだし、ファー素材はどのメゾンも使っていなかったのですが…。カメラマン、ジャーナリストが集まるショー会場では注目され効果絶大です。ロンドンは他の国よりもアンチファー運動が盛んです。25年くらい前に、米ヴォーグ誌の編集長アナ・ウィンターが着ていたファーコートに生卵を投げられたのもロンドンでした。12月のカラート71ワークショップでは繊研新聞社の小笠原さんと会場を巻き込んでその話題になりました。サスティナビリティとファッション。リアルファーを使わない、宣言をしたグッチを含むケリンググループの会社理念など。今年もファッション業界で話題になりそうです。
写真右、バーバリーの会場では警察官が動員されショーの招待客を誘導した。
2018年カラート71プロジェクト(1月30日)の最初のゲストはリトゥンアフターワーズのデザイナー、山縣良和さんを迎えてトークします。昨年11月、デビュー10週年を記念して東京都庭園美術館で18年SSコレクションを発表しました。展示会で見たときはトレンドのシースルー素材のロマンティックな服、という印象だったのですが、コレクションでは反戦を思わせるストーリー性のある表現で見せました。今までも服だけではなく、アートの世界を覗くコレクションを発表してきた山縣さん。現在、行われている庭園美術館の展覧会にも作品を並べています。服はアートか?の問いとともに、主宰している「ここのがっこう」の話などお聞きします。どなたでも参加可能。お申し込みはメールで。info@carato71project.com
展覧会:装飾は流転する「今」と向き合う7つの方法 Decoration never dies, anyway(2月25日(日)まで)
11月に予定していた玉川テラスでのファッショントークサロンが延期になり1月15日(月)14:00-15:30に開催されます。春のおしゃれプランに、小物のスタイリングなどアップデートしたコレクショントークを聞きにいらしてください。お茶を飲みながらのトークサロン、どなたでも参加できます。お申し込みはwebから。
●萩原輝美の2018春夏ファッショントレンドトーク
この秋のファッションプランは決まりましたか?私はベルベットのドレスが気になっています。ブランドはnoir kei ninomiya にドリス・ヴァン・ノッテン。the row のゴールドきんちゃくバッグもお気に入り、小物ではブリティッシュテイストを入れると旬のコーディネイトです!など…秋のファッションプランに役たつようなファッショントークを開催します。7月にパリのクチュールコレクションで発表された花いっぱいのロダルテのドレスや、デビュー2シーズン目のヒュンミ・ニールソンのインタビュー裏話などクチュールから小物の話までお茶を飲みまがらのトークサロンはどなたでも参加できます。申し込みは下記webから。8月28日(月)14:00~15:30 玉川テラスにて開催。http://www.tamagawa-sc.com/terrace/?id=1029
とてもシンプルで人に優しい案内表示を見ました。ニューヨーク、ホイットニー美術館のお手洗いの案内表示です。先日、新聞でも話題になっていましたが LGBT( レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの頭文字をとった表現)の人が公共のお手洗いに入る時に、見かけで判断されて入りづらかったと。「男女兼用」という意味より深い ALL GENDER( あらゆる性)この表示、日本でもおしゃれに平和に広まれば良いなと思います。
「カラート71プロジェクト」ワークショップで高田賢三さんをゲストにお迎えします。昨年4月にスタートしたこのワークショップ、目的は「成長から成熟の時代へ。売れない時代のファッション起こし」ゲストのお話を聞き、みなさんで自由に発言する交流の場です。6月16日(金)18:30-19:30 詳細は下記サイトで。
http://carato71project.com/2017/5/24/carato71project-workshop-vol-12
写真上、昨年夏東京でのレセプションで。高田賢三さんと。
ナチュラルテイストの陶器が人気のアスティエ・ド・ヴィラットが活版印刷工場を所有することになりました。以前からアスティエのカタログの印刷を行っていた工場で現在、その古い活版印刷機を動かせる職人は4人という小さな工場です。「美しいものを残してゆきたい」というオーナー兼デザイナーのブノアとイヴァンの熱い思いから、工場を傘下に収めることに…。その工場はパリ市内から車で40分ほどの郊外にあります。コレクション最終日、二人の案内で工場を訪れました。インクの匂いがする工場内のあちこちに、アスティエのカタログやアジャンダ(ダイアリー)が散乱していてギャラリーのようでした。時は美しさに味方する。という言葉を思い出しました。
写真上、待ち合わせをしたアトリエでクリスマス作品を作る巨匠バルテュスの節子夫人とお茶をいただきました。仕事着というタブリエが素敵だったので一緒に撮影。クリスマス作品は今まで以上の大作、楽しみです。
玉川テラスでのファツショントークのご案内です。この秋は新しいボリューム感が人気を呼びそうです。昼下がりのひとときお茶を飲みながら、世界が発信した秋のおしゃれを着こなしの参考にしてください。4月20日(水)14:00-15:30お申し込みは下記サイトで。
http://www.tamagawa-sc.com/terrace/?id=775
写真上、エルメス16-17秋冬コレクション。
パリで動物愛護団体、PETAの静かな抗議がありました。毛皮使用に反対して80年代からコレクション会場で過激な抗議活動を続けています。エルメス、ゴルチェ、フェンディにディオールと、たくさんのブランドがやり玉にあげられてきました。ゴルチェのコレクションではフィナーレ直前にモデル並の美女がひとりアンチファーのプラカードを掲げてステージに乱入したり、血ぬられたあざらしの子供の巨大写真を張り出したり。ロンドンでは毛皮コートを着ていたアナ・ウインターが生卵をぶつけられたこともあります。3月小雨降る中、裸でポーズをとるPETAの活動家がカメラのフラッシュを浴びていました。