TERUMI HAGIWARA OFFICIAL BLOG
「カフェ◇ソサエティ」 by ウディ⭐アレン

カフェ・ソサエティウディ・アレン監督の最新作試写会に行ってきました。とにかく小粋な映画です!カフェ・ソサエティとは1930年代、パリ、ニューヨーク、ロンドンのお洒落なカフェやレストランに夜ごと集まったセレブリティのこと。華やかで陽気…それでいてちょっぴり切ないストーリーが展開します。虚構のハリウッドと文化的なニューヨーク、この2大都市にに繰り広げられる人間模様は時代を超え、文化が違っても、あり得るリアルな話です。揺れ動く心と決断の過ち。科白のないラストシーンが印象的です。シャネルのハイジュエリーやドレスも登場して目が釘つけ。あっという間の96分でした。

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5月5日、TOHOシネマズみゆき座ほか全国ロードショー。

Photo by Sabrina Lantos c2016 GRAVIER PRODUCTIONS, INC.配給:ロングライド

『メットガラ ドレスをまとった美術館』 

4月に公開される映画「メットガラ」の紹介です。メットとはニューヨーク、メトロポリタン美術館の略です。毎年5月にはコスチューム展が開催され、その前夜のガラパーティーはハリウッドさながらの大イベントが開かれます。世界中から集まるセレブとデザイナーたち。とは言っても一席、300万円以上の寄付をして参加するパーティーです。「メットガラ」は昨年の展覧会の企画からガラパーティーまでのドキュメンタリー映画でメットのキューレター、アンドリューと主催者であるアナ・ウィンターを追いかけます。華麗なオートクチュールドレスがたくさん登場、ポップスター、リアーナが来たゴールドのガウンドレスは2年かけて刺繍されたというグオ・ペイの衣装です。今、クチュール取材でパリに来ていますがグオ・ペイのコレクションも楽しみです。映画の中で言うカール・ラガフェルドの「ファッションはアートではない。だから動くキャットウォークをするんだ」という言葉が印象的です。4月15日(土)Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ他全国公開。

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「素晴らしきかな、人生」 by「プラダを着た悪魔」のデヴィッド・フランケル

素晴らしきかな、人生」の試写を見ました。最愛の人を亡くし、生きる気力を失う主人公ハワード(ウィル・スミス)。「人は愛を求め、時間を惜しみ、死を怖がる」どん底に落ちたハワードは「愛」「時間」「死」宛てに手紙を書き投函します。重いテーマなのにコミカルなタッチでお伽話のように展開します。喪失感から抜け出して生きてゆけば、おまけの幸せが訪れる…という。爽やかに泣ける映画です。 2017年2月25日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリー他全国ロードショー

©2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT, LLC 

配給:ワーナー・ブラザーズ映画http://wwws.warnerbros.co.jp/subarashiki-movie/sp/index.html

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常識の向こう側に見えてくる希望の国  あのマイケル・ムーアが世界侵略?

あのマイケル・ムーアが型破りの新作を発表しました。「マイケル・ムーアの世界侵略のススメ」。権力に真向勝負、ブラックユーモアたっぷりの社会派ドキュメンタリー映画で話題を呼んできたマイケル。ノルウエーの刑務所は湖を挑む自然の中に建てられた一軒家です。自活しているため、キッチンにはナイフが何本も揃っています。死刑制度はもちろんなし。最高刑期は21年。それでいて再犯率はヨーロッパで最低。これに囚人に暴力を振るい、えん罪をでっちあげるアメリカの映像が重なります。アメリカの現状は日本でも他人事ではありません。でも、がっかりしなくて大丈夫。途中、ちょっぴり眠くなるのを我慢して最後まで見れば間違いなく「希望をくれる映画」(ニューヨークタイムス)です。「 マイケル・ムーアの世界侵略のススメ」5月27日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座、角川シネマ新宿ほか全国ロードショー ©2015, NORTH END PRODUCTIONS 配給:KADOKAWA http://sekai-shinryaku.jp

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本当のラグジュアリーとは?を教えてくれた「マリーゴールドホテル」

映画『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第ニ章』の試写会に行きました。インドのジャイプールにあるマリーゴールドホテルが舞台です。実は私、大のインド好き。二十歳のときに訪れた初めてのインドは衝撃的でした。海に昇り、大地に沈む太陽ばかりを見て3週間ジャイプールに暮らしたことがあるんです。いつか年老いたら、インド豪華旅行をしたいと思いつつ‥。この映画は第二の人生をマリーゴールドホテルで暮らす5人の男女を絡ませながら進行します。そうインドは大きな太陽を求めて世界中から人が集まるところなのです。本当の豪華、ラグジュアリーとはを考えさせてくれる映画です。3月4日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー 配給:20世紀フォックス映画 © 2014Twentieth Century Fox. All Right Reserved.


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「デイオールと私」

ディオールと私」の試写に行ってきました。50年代のムッシューディオールを辿りながら「私」、今のディオールのアーティスティック・ディレクター、ラフ・シモンズを追いかけるドキュメンタリー映画です。ラフ・シモンズのデビューとなったオートクチュールコレクションまでの日々、メゾンの裏側を覗きます。アトリエの縫子さんたちのナマ!?の声がとってもリアル!10年前、取材でアトリエの中に入ったことがあります。そこには今までの顧客、王室や女優のボディが作られてずらりと並んでいました。手間をかけ一つ一つていねいに仕上げる。作り手の心意気をみる思いでした。映画の最後を飾ることになるラフのデビュー、オートクチュールコレクション。涙するラフの思いがこちらにもじんわりと伝わってきました。コレクション会場でギフトで渡されたのがオードトワレ「ミス・ディオール」。服を着て、ミス・ディオールを香らせてコレクションが完成するのです。…ムッシューディオールのメッセージ。ミス・ディオールの香りはムッシューディオールの生家のバラの香りです。服好きの人もそうでない人も絶対楽しめる映画です。『ディオールと私』3月14日(土)、Bunkamuraル・シネマ他全国順次ロードショー (c)CIM Productions


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「グランド・ブダベスト・ホテル」

ロードショー前から話題だった映画「グランド・ブダペスト・ホテル」。1930年代のラグジュアリーホテルのコンシェルジュが主役です。ユーモアあり、涙あり…。映像や小道具がとびきりおしゃれ!フェンディのファーコートが脇を固めます。大金持ちのマダムD(ティルダ・スウィントン)が持つスーツケースはプラダが製作。木枠とレザ−、20年代風のペイントでイニシャルを入れたスーツケースはプラダ青山店に展示されています。「グランド・ブダペスト・ホテル」全国公開中。 http://www.foxmovies.jp/gbh/     配給:20世紀フォックス映画 プラダでの展示は7月6日(日)まで。


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「イヴ・サンローラン」   by  KADOKAWA

イヴ・サンローラン」の試写会に行ってきました。イヴ・サンローラン財団のアーカイブ衣装を使ったブランド公認の伝記映画です。それにしてもサンローラン役、ピエール・ニネのそっくりなこと!鼻に手をおく仕草や、口をゆがめて話す顔つきまで公私にわたるパートナーだったピエール・ベルジェをして「あまりのそっくりに不思議な気持ちになった」と言わせるほど。「私は美しいものを見続けてきた。そして美しいものの先に地獄を見た。もう地獄は見たくない。だから美しいものを見ることはもう止める」。引退直前に語ったサンローランの決意です。ポンピドーセンターで見た引退コレクションでのフィナーレ、拍手をおしまない観客に促されて再び舞台に向かおうとするサンローランを長年の友人だった女優のカトリーヌ・ドヌーブがしっかり引き止めて舞台裏に消えていったラストシーンは今でも忘れられません。9月6日(土)より全国ロードショー。配給:KADOKAWA


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イノセント・ガーデン

夏の映画の定番は、オカルト&ミステリーですね。しかしこんなに美しく、ドキッと、ひやっとさせてくれる映画があったでしょうか。「オールド・ボーイ」のパク・チャヌク監督の「イノセント・ガーデン」です。全てが偶然のようで、全てが仕組まれている。母役のニコール・キッドマンをしのぐ色っぽさで圧倒的な存在感を見せたミア・ワシコウスカ。その美しくイノセントなスタイルが…鳥肌です。5月31日(金)TOHOシネマズシャンテ、シネマカリテ他全国ロードショー。


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主人公インディア・ストーカーの誕生日に毎年贈られてくる同じデザインの靴。

この秋トレンドの、マニッシュな紐靴です。


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「私が私をつくる。そして私でないものが私をつくる」印象的なインディアの言葉。

  ©2012Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.

ウォリスとエドワード   by  マドンナ

ウォリスとエドワード」の試写会に行ってきました。「私の魅力は服の着こなし。それだけなの」と英国王エドワード8世との恋を実らせたシンプソン夫人。2回の離婚歴をもつアメリカ人のシンプソン夫人を選ぶために王位の座を棄てたエドワード8世。ふたりの恋物語を現代のストーリーと交錯させて描いた映画です。シンプソン夫人のコスチュームを見るだけでも楽しめます。ディオールのデザイナーだったジョン・ガリアーノがシンプソン夫人をイメージしたプレ・コレクションを発表したことがありました。皮肉にも英国に住むことができなかったシンプソン夫人ですがトラッドでパンキッシュでエレガントな着こなしが夫人の人間像を浮き立たせています。衣装はトム・フォードが監督した「シングルマン」で衣装担当したアリアンヌ・フィリップスとあれば納得です。監督はマドンナ。11月公開。おすすめです。http://www.we-movie.net 


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写真上、このドレスはヴィオネが当時のドレスを復元しました。

ジュエリーはヴァン クリフ&アーペルとカルティエが協力しています。

PROFILE
萩原輝美
ファッション・ディレクター


毎シーズン、ミラノ、パリなど世界のデザイナーコレクションを取材。ファッション雑誌に記事、コラムを寄稿する。大学、専門学校の各種セミナー講師、デザインコンテスト審査員を務める。エレガンスをリアルに落とし込むファッション提案に定評があり、セレクトショップのプロデュースも手がける。最近は着物にも関心を広げ、ファッションと同じように日常にとり入れる企画、提案をしている。趣味は乗馬。


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