TERUMI HAGIWARA OFFICIAL BLOG
「デイオールと私」

ディオールと私」の試写に行ってきました。50年代のムッシューディオールを辿りながら「私」、今のディオールのアーティスティック・ディレクター、ラフ・シモンズを追いかけるドキュメンタリー映画です。ラフ・シモンズのデビューとなったオートクチュールコレクションまでの日々、メゾンの裏側を覗きます。アトリエの縫子さんたちのナマ!?の声がとってもリアル!10年前、取材でアトリエの中に入ったことがあります。そこには今までの顧客、王室や女優のボディが作られてずらりと並んでいました。手間をかけ一つ一つていねいに仕上げる。作り手の心意気をみる思いでした。映画の最後を飾ることになるラフのデビュー、オートクチュールコレクション。涙するラフの思いがこちらにもじんわりと伝わってきました。コレクション会場でギフトで渡されたのがオードトワレ「ミス・ディオール」。服を着て、ミス・ディオールを香らせてコレクションが完成するのです。…ムッシューディオールのメッセージ。ミス・ディオールの香りはムッシューディオールの生家のバラの香りです。服好きの人もそうでない人も絶対楽しめる映画です。『ディオールと私』3月14日(土)、Bunkamuraル・シネマ他全国順次ロードショー (c)CIM Productions


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「グランド・ブダベスト・ホテル」

ロードショー前から話題だった映画「グランド・ブダペスト・ホテル」。1930年代のラグジュアリーホテルのコンシェルジュが主役です。ユーモアあり、涙あり…。映像や小道具がとびきりおしゃれ!フェンディのファーコートが脇を固めます。大金持ちのマダムD(ティルダ・スウィントン)が持つスーツケースはプラダが製作。木枠とレザ−、20年代風のペイントでイニシャルを入れたスーツケースはプラダ青山店に展示されています。「グランド・ブダペスト・ホテル」全国公開中。 http://www.foxmovies.jp/gbh/     配給:20世紀フォックス映画 プラダでの展示は7月6日(日)まで。


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「イヴ・サンローラン」   by  KADOKAWA

イヴ・サンローラン」の試写会に行ってきました。イヴ・サンローラン財団のアーカイブ衣装を使ったブランド公認の伝記映画です。それにしてもサンローラン役、ピエール・ニネのそっくりなこと!鼻に手をおく仕草や、口をゆがめて話す顔つきまで公私にわたるパートナーだったピエール・ベルジェをして「あまりのそっくりに不思議な気持ちになった」と言わせるほど。「私は美しいものを見続けてきた。そして美しいものの先に地獄を見た。もう地獄は見たくない。だから美しいものを見ることはもう止める」。引退直前に語ったサンローランの決意です。ポンピドーセンターで見た引退コレクションでのフィナーレ、拍手をおしまない観客に促されて再び舞台に向かおうとするサンローランを長年の友人だった女優のカトリーヌ・ドヌーブがしっかり引き止めて舞台裏に消えていったラストシーンは今でも忘れられません。9月6日(土)より全国ロードショー。配給:KADOKAWA


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イノセント・ガーデン

夏の映画の定番は、オカルト&ミステリーですね。しかしこんなに美しく、ドキッと、ひやっとさせてくれる映画があったでしょうか。「オールド・ボーイ」のパク・チャヌク監督の「イノセント・ガーデン」です。全てが偶然のようで、全てが仕組まれている。母役のニコール・キッドマンをしのぐ色っぽさで圧倒的な存在感を見せたミア・ワシコウスカ。その美しくイノセントなスタイルが…鳥肌です。5月31日(金)TOHOシネマズシャンテ、シネマカリテ他全国ロードショー。


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主人公インディア・ストーカーの誕生日に毎年贈られてくる同じデザインの靴。

この秋トレンドの、マニッシュな紐靴です。


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「私が私をつくる。そして私でないものが私をつくる」印象的なインディアの言葉。

  ©2012Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.

ウォリスとエドワード   by  マドンナ

ウォリスとエドワード」の試写会に行ってきました。「私の魅力は服の着こなし。それだけなの」と英国王エドワード8世との恋を実らせたシンプソン夫人。2回の離婚歴をもつアメリカ人のシンプソン夫人を選ぶために王位の座を棄てたエドワード8世。ふたりの恋物語を現代のストーリーと交錯させて描いた映画です。シンプソン夫人のコスチュームを見るだけでも楽しめます。ディオールのデザイナーだったジョン・ガリアーノがシンプソン夫人をイメージしたプレ・コレクションを発表したことがありました。皮肉にも英国に住むことができなかったシンプソン夫人ですがトラッドでパンキッシュでエレガントな着こなしが夫人の人間像を浮き立たせています。衣装はトム・フォードが監督した「シングルマン」で衣装担当したアリアンヌ・フィリップスとあれば納得です。監督はマドンナ。11月公開。おすすめです。http://www.we-movie.net 


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写真上、このドレスはヴィオネが当時のドレスを復元しました。

ジュエリーはヴァン クリフ&アーペルとカルティエが協力しています。

永遠の僕たち

「永遠の僕たち」の試写を見ました。死の世界をさまよう少年たちの、危うくも無垢な思いを描く恋物語です。見終わって外に出たら、街の風景がすっかり違って見えました。不思議な映画です。悲しいけれど、とっても爽やかな気持ちになりました。主演は昨年急逝したデニス・ホッパーの息子、ヘンリー・ホッパー。相手役のミア・ワシコスカのファッションもキュート!です。監督は「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」「MILK」のガス・ヴァン・サント。http://www.eien-bokutachi.jp

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12月23日(金・祝)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国順次ロードショー
ミラノ、愛に生きる

「ミラノ、愛に生きる」の試写に行ってきました。上流階級のミラノマダムが息子の友人と恋に落ちる物語です。マダムは髪を切り、ドレスを脱ぎ捨て、シャツとパンツに着替えて颯爽とジル・サンダースタイルに変身します。衣装デザインはもちろんラフ・シモンズ。このほど主役マダムを演じたティルダ・スウィントンが来日、12SSコレクションも披露しました。

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12月23日より、Bunkamura ル・シネマで公開されます。http://milano-ai.com


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写真左、試写の夜行われたジルサンダーのコレクションで、ティルダ・スウィントン

写真右、コレクション後のパーティーでデザイナー、ラフ・シモンズと。

シングルマン

 ファッションデザイナー、トム・フォードの監督デビュー作「シングルマン」の試写を見ました。もともと俳優志望だったというトム。自らの体験をもとに脚本を仕上げたという映画にかける思いがしんしんと伝わってくる出来栄えでした。妥協許さぬ美意識が随所に散りばめられて、全編トムのコレクションといった感じです。真っ赤なバラが登場するシーンでは、割れるような拍手の中、バラの花弁を全身に浴びて登場したグッチのラストコレクションでのトムの雄姿を思い出しました。公開は10月2日。監督のナルシズムに溺れてください。

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PROFILE
萩原輝美
ファッション・ディレクター


毎シーズン、ミラノ、パリなど世界のデザイナーコレクションを取材。ファッション雑誌に記事、コラムを寄稿する。大学、専門学校の各種セミナー講師、デザインコンテスト審査員を務める。エレガンスをリアルに落とし込むファッション提案に定評があり、セレクトショップのプロデュースも手がける。最近は着物にも関心を広げ、ファッションと同じように日常にとり入れる企画、提案をしている。趣味は乗馬。


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